機械学会関東支部総会講演会

1000結局30分遅刻で会場へ.キャンパス自体はともかく,入ってすぐの会場となってる建物はとてもキレイ.
受付に行くと毎度お馴染みの手続きで,講演論文集とプログラムと名札をもらう.ただ今年は学生料金でない(って言っても計6000円だから安いんだけどネ).

1005名札に名前を書いていると隣に見覚えがある背中が…ぉお,研究室でドクターを取って今は群馬大の先生してる先輩だ.とりあえず挨拶,してみると

「あれ?今日は発表ないよね?」

…はい,それ以前に学生ではありません.貴方が指導してた同期も今年度からデンソー行ってるじゃない.

「お会いできるかなぁ,と思って寄ってみました.」

と,言っても良かったけど,とりあえず正直に「今日は趣味です」としておいた.向こうは昼休み前に学生2人が発表するらしくて,その付き添い.

1010彼らの発表も抑えることにして,午前中は「生産システムの新展開」「知的処理と診断」のセッションを覗くことに.

1015部屋に入ってやってたのが,ちょうどIHIの工場で実証試験をやった研究だった.へぇ,こんなことに協力してたんだね..
生産システムについて興味持ったのは本当に入社して配属先が決まってから.直接の仕事じゃないけど,接する機会が多い部署の仕事だし,何より現場を毎日見てると気になる.
でも,個別の加工のシステムと超少量多品種を謳ったようなものは自分の工場に当てはめても違和感ないけど,ほとんどの研究も書籍もそれなりに生産量が多いばっかりなんだよね→やっぱ別モノに思える.

1145部屋を移動.どっちも人数少ないなぁ;よく言えば質問し易くていいけど,練習舞台みたいで聞くのと喋るのとどちらが主目的なのかわからない.
先輩が受け持つ学生の発表は,昨年度まで研究室の同期がやってものを引継いだ研究.それなりに進歩してるみたい→同期に知らせてあげたい,,先輩は何も言ってないみたいだし..

1230群馬大の先輩&学生と,久々の学食.う〜ん,良くも悪くもない→不満がないだけ毎日食べる学生としては良いのかしら,,ちなみに母校は不満が多い.

1330先輩は入試の仕事があるって帰っちゃって,また一人,今度は「700度級超々臨界圧(A-USC)発電技術」=最新の石炭発電のセッション.これは企業の人の講演.
4番目のIHIを含めて,普段は別の分野で取引のある重電の会社がいくつか.この分野だと住み分けがそれなりにできてるから,雰囲気は政府系法人の下,協力体制にある様子.
課題は材料,というのが大半の内容.

1715最後はロボット関係のをいくつか回って18時前に撤収.専門分野の発表はほとんど昨日だった割には,残りの今日の発表も面白かった.
あと,何故か展示してあったホンダのF1のCFRPがキレイで感心したのと,企業の実演展示・販売でやってた製品がユニーク(購入検討中)だったのが収穫.