種まき機の想い へ綴る想い
昨夜,mixiで下記の日記を書いてみました.
批判的な反響はなかったものの,全肯定も無し(?)
いまいち世間とのズレを感じてる,今夜.
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『種まき機の想い』
2日ほど仕事して,だいぶ疲れが取れましたw
ので週末の休日,久々に観たテレビの話題をします☆
想像してください.陶器お茶碗の工場です.
10人のベテラン造型師さん,
20人の絵付け師さん,
日に50個焼き上げるお釜,
15人の包装担当のパートさん,
手伝いの3人のアルバイトさん,
頑張ったら一日何個まで作れますか?考えてみて下さい.
配置転換しても,万能工を育てても,
どう頑張っても50個です.
と,言えば良かった?柳沢さん.
もう少しフォローを入れましょうか.
このお茶碗作りを,我が国の人づくりだとすると,
お釜に当るのが出産のできるご夫婦,
特に,時間的・身体的な拘束の大きい母親です.
人づくりには,保育も教育も就職も休養も必要でしょう.
しかし,それらの担い手には代理が利きますし,
一時的に麻痺しても後から補うことができます.
『氷河期』等というものがあっても,乗り越えて来ました.
でも出産は違います.
先の例で,10日で500個お茶碗が欲しいのに,
お釜を1日休めてしまったら絶対に間に合いません.
その場その時にたった1台しか無いのですから.
人口ピラミッドの一段目を見てください.
一段目が決まれば100年先まで続く,
というのはそういうことです.
主旨は伝わるだろうか..
【例え話】あるは【モデル化】というのは,理解を助けます.
それは複雑な事象の必要な一側面だけを取り出し,
身近な,あるいは単純な表現に置き換えるからです.
#大体の方は,義務教育の範囲でも習っているはずです.
#その中では比喩や平均も,近いものと考えます.
少子化問題においても,【モデル化】が必要な場面があります.
統計を扱う時に「1.29人産む」と言うのは,正にそれです.
お母さんが一人前の赤ちゃんと足2本を産むわけじゃないです.
また少子化問題では(同じ人間としては悔しいのですが),
出産できるのが女性の一部だけ,というのは重要な事実です.
これを軽視して問題解決は,まず無理でしょう.
その【例え話】としては,,,[さぁさぁ本題ですよw]
機械屋だからかもしれませんがね,そんな唯一性を身近に語る際に
ものづくりの専用機,専用設備というのは,ポンと浮かぶわけです.
そもそも数字の話をしているわけで,
もう数字に置き換えられている時点で,
失礼とかそういう了解は得てませんか?
#私は「機械」より「数字」に冷たさを覚えるのですが…
逆に,個々の出産の苦しみと感動を,統計を語る上で盛り込みますか?
涙で歌い,精液と生血でグラフを塗り,女装で演説したって,,
無理ですよ.
私も,【例え話】をするとしたら,迷った末に機械や設備に例えます.
無形のシステムだと理解を助けないし.
で,上記の【例え話】に落ち着くわけです.
週末に久々にテレビを眺めて,ようやく見れた例の映像から感じたのは,
彼に足りないのは大臣の資質というより,政治屋のセンスと用心です.
余談ですが,どちらかというと資質がないと感じたのは,
その場では餌とも気付かず,怒りも退出もしないのに,
後日から食らいついて,職務を放棄した方々の方が….
と,別に政治的にフォローしたり非難したいわけじゃなくて,
私が言いたいのは,
自分もやりかねないこの発言に,余りにフォローが少ないことに…
危機感を覚えていること.
#「機械」がそれほど不快かってこともね.
#そして,「新発言」にそこまで注目する価値と害があるのか・・・