いま、会いに行きます

ワケ有って急いで読んで2時間,なんとか読み切った.周りにこんなに誉める人がいなければ誉めるけど,こんなに誉められるほど誉める必要ないだろう,という感想は『世界の中心で‐』と似てる.←純粋な恋愛への憧れ,なんてのは無いんですよ,純粋な恋愛してるので.劇的な悲劇への憧れ,なんてのも無いんですよ,現実の悲劇に多感なので.でも作り話として,こちらの方が面白かった.
愛する夫,息子,それらとの幸せな生活と別れの未来を知った女性が,同じ結末を目指して恋を始めるだろうか?なんて疑問はもちろん感じた.1つは「その結末に満足?」,1つは「1つの人生知ったんだし,全く別の人生はじめた方が2度楽しめるのでは?」と.でも,よく考えたら,今,高校生の彼を好きなことに変わりないわけだよね.