宇宙の利用を考えるシンポジウム

「見上げる宇宙から使う宇宙へ 2004」ってことで宇宙利用の前線の講演会.午後は別な用があったから残念ながら午前だけ.


1010「ビジネスマインドと宇宙ベンチャー」 ライブドア 堀江 社長
X-prizeに言及し,宇宙開発にIT系企業が絡むことは多いって話になったと思ったら,「3年以内に日本製宇宙機を民間で飛ばす」「ブッシュより先に火星へ有人飛行」「αケンタウルスへ」と熱く語りだしてびっくりした.でも好き,こういうバカ言える人.この人よく知らないんだけど,似てるとこあります,俺は野球に興味はないけど.子供達の動機付けと自分の夢の叶え方についてはその通りだと思った.


1100「デジタルアースで時空を捕らえる―宇宙利用最前線」 慶應大学 福井 教授
ちょっと学術的な話だ,よく分からなかったトコもあった.でもかえって安心して聞けてしまう自分が悲しい.衛星等を使って得た様々な(本当に様々な)形式の情報をマッピングして利用しようという試み.


1130「SpaceRamの開発と今後の展開」 日清 松村 中央研究所長
要は日清は世界に貢献したいらしく,宇宙開発に興味があるらしく,宇宙食を開発してスポーツ/医療/介護あたりにも応用しているらしい.でも前半の日清のチキンラーメン&カップヌードル開発話はいらないよ.時間が迫るにつれて,どう収束するのかと思った.


想像以上に面白かった(最初の講演でおなか一杯だったって気もするが)
研究室に戻ると,堀江社長の講演がすぐニュースに上がってたのは言うまでもない.