ジーパーズ・クリーパーズ

ちょっと謎めいた前半の流れにかなり期待。何やら過去に猟奇殺人があった様な会話をする姉弟。それぞれ精神的にも足りない部分を抱え、その成長もあるのかなぁ…という雰囲気。姿を見せない謎の人物(化け物だとも分からない内が良い)、電話越しに2人を救おうとする女。
後半、もうどこから後半と言うべきか難しいけど、とにかく後半、期待は完全に裏切られた。設定の無駄遣い、意味不明な行動原理(これは前半もちょっと…)、恐怖も感動も無いエンディング…。あぁ、やっちまったぁ、と夜明けと共に思った。

今度、『地獄の黙示録』を見ようと思ったから同じ監督の作品に期待したのに…、こりゃぁ失敗だった。