キャラバン

ネパールのチベット寄りのとある村では,数名の村人が家畜のヤクに塩を乗せて山を越え,村で小麦と交換して帰って来る,というキャラバンをしないと生活できない,らしい.
ストーリーは,キャラバンを率いる村長の長男が死に,孫を後継にしようと掟を守る村長と,若く力があるが慣習や占いを軽視する若者とが,村のためを考えた後継決定や出発日決定で対立し,それぞれ別々にキャラバンを出すところから始まる.

感想としては,日常に「命懸け」が残るこの世界はすごいなぁ,というのが一番.

村長が若者に言い残す「いつも一緒だった」「同じことを望んだ」はちょっと感動.