読んだ

ベトナム戦争 誤算と誤解の戦場

2001年初版の中公新書で,20世紀の初めから終わりまで広い範囲でベトナム戦争とその背景,影響を書いた本.著者は学者サンだから戦場やら戦略の描写はナシ,政治,経済,民族とかその辺を中心に6つの視点から語ってた. 春に遊びに行くとき持っていく知識と…

会社で人生をムダにしない85の方法

会社で働かされない,ってか働いてしまわない,生き方の本. 思ったことだけ まず最初に,自分の生きがいを定義してから読もう.じゃないと意味がない本かもしれない. 作者が試みる通り,余暇ってできるものでなくて作るものだと思う.今もそうだ.放ってお…

そのときは彼によろしく

『いま、会いに行きます』の作者の最新刊。 この前は泣かされかけたけど、今回はハッピーエンドが予想の範囲内で暖かい感動。 ただ、ちょっとファンタジーに入るのが急過ぎた気がする。もう少し早い段階から非現実的な空気に慣れさせるような、非現実的な展…

僕の彼女を紹介します

監督&ヒロインが昨日観た『猟奇的な彼女』と同じでー,なんてつまんない説明は置いといて,いつも通り思ったことだけ…. 小説だけど,もうギョンジュンの1つ1つの仕草が『猟奇的-』からリアルに想像できて,止まることなく読めた.描かれる世界は,重要な登…

民族という名の宗教

血族、部族、民族、国家、果ては社会主義まで、成り立ちを辿りながらその(建前の)矛盾点を突き、広義に宗教である、みたいな事が書いてあった気がする。宗教って言葉が適当かは疑問。信じることに拠らなければ存在しない虚構、とでも言った方が良い気がする…

いま、会いに行きます

ワケ有って急いで読んで2時間,なんとか読み切った.周りにこんなに誉める人がいなければ誉めるけど,こんなに誉められるほど誉める必要ないだろう,という感想は『世界の中心で‐』と似てる.←純粋な恋愛への憧れ,なんてのは無いんですよ,純粋な恋愛してる…

ダイバー列伝 海底の英雄たち

前にamazonで見つけて何も考えずに買ったまま放置してあった一冊。サークルとかガイドとかに役立つわけでないし。でも読んでみて普通に読み物として面白い伝記集だった。作者のウデなのかもしれないが、描かれている英雄たちが魅力的。器用にしろ不器用にし…

日本の政策決定過程 対外援助と外圧

90年までの対外援助における外圧(もちアメリカが主)の影響(と利用).決めるのは官僚だけじゃなくてね,っていう話.内定先への仕事のいくつかはこうして降ってくるのかぁ…

開発フィールドワーカー,NGOによる「人づくり」協力

内定先会社の仕事の良いトコ悪いトコ.